続々・思い出すままに
2019年02月19日
懐柔店主 at 22:46 | Comments(1) | 店主日誌

医学部OBのみなさんは心に残る方ばかりだ。ほんの少しだが、ご登場願えば…
近藤さんは南信・伊那の病院に勤務している。店主は農学部(上伊那郡南箕輪村)にいたこともあり、親しくさせていただいた。年の瀬に、伊那のお多福豆を持ってきてくださる。「この一年ご苦労さん」と。毎年である。甘党の店主は楽しみで、待ちわびた。昨年のお多福豆は、いつもよりずっと大きな箱だった。「12年間、ご苦労さん」。
北村さんはご家族で来た。先代懐柔が閉業の折は学生だった。友人とともに先代夫妻を訪ね「どうかやめないでくれ」と直訴した猛者である。奥さんは農学部卒で、不思議な縁を感じた。心優しい息子さんがいる。小学生の時、店主の誕生日だというので「happy birthday to you」を歌ってくれた。一生懸命だった。忘れない。
東京の池田さんは夫婦で医者だ。閉店前にわざわざ食べに来てくれた。数日後、奥さんからメールが来た。大量の冷凍餃子の注文だ。返した。「やめさせないつもりか?」。返ってきた。「ばれたか!」
この記事へのコメント
なかなかタイミングが合わなくて伺えず、電話をしても繋がらなくて、体調を崩されているのでは無いかと心配で何度も行ってみました。閉店されたことも知らないで本当にすみませんでした。娘がブログを見つけてくれました。そうだった、ブログがあったのに(;_;)娘達とみんなで最後に伺えなかったことだけが心残りですが、病院じゃなくて本当に良かったです。12年間本当にお疲れ様でした。いつも、いつも優しい笑顔と美味しい餃子に癒されました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
Posted by おおたけ at 2019年02月20日 22:33